生産性のない時間 is プライスレス

さくらのレンタルサーバでさくらのネームサーバーを使わない

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タイトル通り、さくらのレンタルサーバを使う際に、さくらのネームサーバを利用したくないというひねくれた記事です。

Gandi LiveDNS の使い心地が良すぎるので、できればそのまま運用したいんですよね…。
あとは、ネームサーバ切り替え、個人的に結構大ごとだと思ってるので出来ればしたくないというのもあります。

今回は「出来たよ」という記事なので詳しい解説はしませんが(というか普通の設定しかしてない)、似たようなことを考えてる人に「出来るんだ!」と思ってもらえればありがたいです。

結論

やることは難しくありません。具体的には以下の手順です。

∗ さくらのレンタルサーバのサーバーコントロールパネル = サーバーコントロールパネル

  1. サーバーコントロールパネルの『ドメイン/SSL > ドメイン新規追加 > 他社で取得したドメインを移管せずに使う』から独自ドメインを追加 (この際、ネームサーバーの切り替えは行わない)
  2. サーバーコントロールパネルの『サーバー情報』より、IP アドレスを確認
  3. 運用中の DNS サーバーにて、通信を向けたいドメインの A レコード/AAAA レコードに先ほど確認した IP アドレスを指定

レコード設定

基本的にはさくらのレンタルサーバー側で設定をした後、DNS サーバーを設定するという至って普通の作業です。 ネームサーバーを切り替えずに、既存の DNS サーバーでレコードを設定するかだけの違いですね。

公式にこの方法が出来るかの宣言が見当たらなかったので、出来ないのかと不安になったのですが普通にできました。 Gandi だろうが Cloudflare だろうが流れは同じはずです。

もちろんこの設定後に、サーバーコントロールパネルから Let’s Encrypt の証明書発行も出来ます。

あとがたり

サーバーコントロールパネルの、サーバとかサーバーとかの表記ゆれがすごい。

それはともかく、レンタルサーバー会社って何故か自社ネームサーバーを推奨しがちですよね…。 サポートのしやすさなどがあるのでしょうが、なんだかなぁという感じです。 まぁ知識があるやつは勝手にやってろと言われれば「そうだね!」としかならないのですが()

個人的に使いたいレンタルサーバー会社などをまとめてみるのも、今後に役立ちそうなのでやってみたいですね。 他にも DNS 権威サーバーの自前運用とか、やりたいことは色々あるのでそのうち出来ればと思います。

参考

さくらのレンタルサーバ+α で費用を節約しつつ軽めのサイトを作る